一口にゴーヤといっても、普段私たちが目にする
緑色のゴツゴツとしたゴーヤ以外にも
真っ白なゴーヤや長かったり、太かったりと様々な種類があります。
ここでは世界のゴーヤについてご紹介します。
沖縄地方でよく見られる太くてずんぐりしたにがうりです。ハリセンボンという魚(沖縄名:アバサー)に似ているのでこの名前がつきました。味は苦味が少なく肉厚でジューシーです。長さ20〜30cm。太さも、直径7cmから15cmまで様々。
見ての通り、キウリの用に細長いにがうりです。九州地方で栽培されているものは、このタイプが多いようです。太さは直径4〜6cm位ですが、長さは約20cmから長いものは80cm以上になることもあります。苗で売られている場合もあります。
太れいしは一般的にうす緑色〜白に近い緑色のにがうりです。でも味や食感は市販のものと変わりません。長さは8cmから10cm位と小降りで、太さが5〜6cmが普通です。苗で売られている場合もあります。
文字通りの白いにがうりです。イボは丸みを帯びて極端なトゲ状のものはありません。長さは10cm〜20cmぐらいになり太さは5〜7cmぐらいです。味は苦味が少なくジューシーで、サラダにも向いています。
観賞用や垣根用に売られている変わったにがうりです。別名「プチレイシ」ともいいます。実はかなり小さく、イボはトゲ状になっています。長さは3〜5cm、太さは2〜3cmです。苦味はかなり強く食用にはいて記しません。
今は売られていない「幻のにがうり」です。1996年まで売られていました。長さは20〜30cm。苦味が少なく、食べやすい品種です
沖縄のゴーヤーパークで栽培されているタイ産のにがうりです。イボがなくツルっとしています。味は淡泊で苦味がなく、サラダに向いています。タイではこの他にイボの多い普通のにがうりも栽培されています。
これも沖縄のゴーヤーパークで栽培されているベトナム産のにがうりです。色白でイボが大きく尖っているのが特長です。味は不明。
白レイシと似ていますが、白さからいえばこのにがうりに勝てるものはありません。本当に真っ白です。少し早めに収穫すると相当苦いです。
オーストラリア、メルボルンのベトナム人街で売られていたにがうりです。オーストラリアは植物検疫が厳しいので、当然オーストラリア産です。イボが丸くツルッとしているのが特長です。味は不明。
沖縄の八百屋さんでよく見られる太くてずんぐりしたにがうりです長さ20〜30cmを越すものまであります。太さも、直径7cmから15cmまで様々。品質が良く、収穫率が高く、そして耐病性にすぐれた品種です。
冬期にハウスでも栽培できるように品種改良されたにがうりです。長さ20〜30cmを越すものまであります。太さも、直径は7cmから10cmぐらい。 寒さに強く、年間を通じての栽培です。
太くて、重くて、緑が濃くさらに、露地栽培に適した島風(しまかぜ)。 長さは25〜35cm、突起の形態は中間で大きさはやや小さめ。 一般から名前を公募し9,562件もの応募の中から名前が選ばれました。
暑くても品質が安定する夏盛(なつさかり)。 長さは25〜35cm、果皮色は濃緑色、突起の形態は鋭く、普通栽培に適しています。